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秩父槍ヶ岳
標高: 1,341m 

山行日 2016年 5月 29日(日)     自主山行   4名 歩行時間:H, 行動時間:6H05'
行 程
相原橋登山口(8:10)---野鳥観察小屋(8:30)---秩父槍ヶ岳(10:55)---(11:25)TVアンテ(12:00)
---コンサイス槍ヶ岳(12:20)---野鳥の森歩道終点(12:45)---相沢橋登山口(14:15)
          
 昨年(2015.4.5)例会山行で計画しましたが雨天の為、単独で沢からコンサイス槍ヶ岳手前まで登りましたが、今回は、会自主山行で少数精鋭のメンバーで登ってきました。
コースは前回と逆の野鳥観察小屋から岩尾根を通るルートで、入山禁止の札があり自己責任で登ってきました。


県道210号から本日登る秩父槍ヶ岳が見えてきました。
中央のどんぐりの岩稜が目的の山です。











東屋とトイレがある駐車場は数台止まって
いました。
私達もここに停め、身支度をし道路反対側の
登山口へ向かいます


昨年は登山口に「通行止め」の札がありロープが張ってありましたが
今回は取り外されていました


手すりが取り外され、すっきりした登山道になっていました


新しい道標があり、休憩所(野鳥観察小屋)を見過ごすことはありません



ここはトラロープと規制線が張られ、
『 引き返せ!!』
秩父農林振興センターと埼玉県警察山岳救助隊
の連名で立ち入り禁止になっていました。
以後、自己責任で潜って行きます。











いきなり激しい急登が尾根まで続きます











尾根に出るも痩せた岩尾根で
両側が深く切れ落ちています。


岩壁が進路を塞ぎ、右を巻いてゆきます


巻道も足元は狭く、踏み外せば数100m下の谷底へ












次の岩も右側を巻いて行きます










しかし、巻道も足元は不安定で急勾配
木や根を掴まなければ登れません。

緊張の連続です


次の岩壁は直登します









残置ロープが垂れています。
距離にして20m位、一部ロープが必要な
場所があるが、先頭は先に登り始め、ロープ
持っている者が最後では、宝の持ち腐れ

残置ロープが使えたので如何にか皆
登り切りました。

最後の私が登るときは、
皆さっさと先へ行ってしまいました。
「俺が登れなかったら、
     いや転げ落ちたら、如何するの〜!」



岩を登りあげ急登を登ると山頂にたどり着きました。
これでやっと張り詰めていた緊張がゆるみ安堵感がにじみ出ます



仲間の一人が、この先通行止めだという。
今まで登ってきた区間が禁止だったのです。
山頂は展望もなく証拠写真を撮って先へ行きます。


尾根から離れ鞍部に降って行きます。
その後、登り返してTVアンテナ跡の開けて場所でお昼を食べ休憩していると
3人グループの登山者に初めて会いました。
彼らは、こまどり荘方面に向かって行きました。











根のはびこった急登を一登りすると
左手にコンサイス槍ヶ岳に出ます。

地図を見ないと自然に西北の尾根に
導かれますが、コンサイスからは南方向で
1,450に向かう訳です。

先頭は北西の尾根に向かって歩きだします


現在地確認のため山頂に登って見ることに


小高くなった山頂には、小さな山名版がありました。
コンサイス槍ヶ岳 1,430mと書いてあります。

先に行った2人を大声で呼び寄せ、正規のルートを進みます。


途中、トラバース道が有ったのですが、野鳥の森歩道終点の1,450まで行きました。
昔の古い壊れた標識が下にありました。
『野鳥の森歩道終点でーす。おつかれさま』と
管理事務所の名前が書かれていました。
ここも迷いやすい所で、南西に尾根が伸びています。
相原橋へのルートは東で、降って行きます。


急勾配の坂にはロープがあり、ガレ場、崩壊地を通り抜け沢に戻ってきました。
沢の水で顔を洗うと、気持ちいい〜


木々の緑、沢のせせらぎ、心癒される一時です。

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