初級雪山講習会
湯ノ丸山
標高 2,101m

山行日 2010年 2月14日(日曜日)    参加人員 16名 車両  3台
行 程 高崎(7:00)===地蔵峠(9:00)---キャンプ場---ツツジ平分岐(11:00)---湯ノ丸山・南峰(12:10)   ≪ピストン≫

今回はMHC主催の雪山講習。冬季用のシェルが無いので以前釣りで使用したゴアの上下を着て行く。なんせ、山用は高価で貧乏人は手が出せない。
スノーシューも考えたが、雑誌で見る限りでは平地を散歩する程度の道具と思い、今回の山行で仲間の様子を見てからと考えワカンを持って出掛ける。
高速道路は全く雪が無く、東部湯の丸ICから県道の東部嬬恋線でも山道に差し掛かるまで雪は無く順調に地蔵峠にいつく。
駐車場はスキーの車が止まっていたが、スキー人口の減少か、滑っている人影は少ない。自分がスキーをしていた頃は、リフト待ちでかなり混んでいたものだが・・




 身支度をしてキャンプ場方面に向かう。
 サングラスやゴーグルをかけ、リュックにはピッケル、ストック、ワカンやスノーシュー、
 ショベルを持って
 今回も雪洞造りの体験を、16人で作業するから直ぐに出来上がる。
 しかし、必要に必要に迫られて造るとなったら大変でしょう。
 講習だけにしておきたいものです。
 雪洞造りが終わると、スノーシューやワカンを履き、ツツジ平に向かってカラマツ林の
 中を歩く。ワカンを履いたのは今回が初めてだが、問題無く歩けた。
 しかし、雪上歩行は疲れます、場所によっては脹脛〜膝までもぐってしまいます。
 スノーシューでもワカンでも歩行速度はさほど変わらないようだ。
 ただし深雪の時はスノーシューが勝っているかな?
 
 分岐に差し掛かるころ視界が開け、湯ノ丸山の山頂が姿を見せる。
 ここツツジ平は、大群落のレンゲツツジが咲くのでも有名です。
 
 雪で覆われた山は何処からでも登れますが、標高1900mから山頂近くまでは
 勾配がきつく、休み休み登ります。
 広い頂きの山頂まで後わずかです。
 湯ノ丸山南峰(2,101m)に辿り着く。
 遮るものが無く、大パノラマの展望は素晴らしい!
 北アルプスや八ヶ岳が眺望出来、白く輝いています。
 
 以前、強風の為、会のメンバーが山頂で倒れたという話を聞きました。
 今回、風は強くありませんが寒さは尋常ではありません、カメラ操作で素手になったら
 指が痛くて大変でした。雪山では手袋は絶対外してはいけません。

 山頂は寒いので少し降って昼食です。
 1900m地点でしょうか? 
 風もなく日射しが差してのんびり戴きました。
 暖かいカップラーメンはご馳走です。
 下山は真っ直ぐキャンプ場に向かって、思い思いに降りて行きます。
 スノーシューはスキーみたいに滑って(?)降りられるかと思ってました。
 
 山頂からスキーで滑って降りた組がいましたが、何故か昔の自分が思い出された。