県連雪山講習会 | ||||||||||||
in 赤城山 | ||||||||||||
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ピッケルの使用方法や ビバークする時のツェルトの使い方、雪洞の作り方、ザイルでの確保等を学んできました。 知識として覚えていれば、もし万が一にその様な状態に遭遇しても自ら命を落とす事は無いと思います。 雪山遭難は年明けてから既に数件起っています、参加者全員真剣に勉強してきました。 |
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午前9時より赤城ビジターセンターで茂木救助隊長の講義 ウエア ・アンダーウエア・・吸湿拡散性があるもの (化繊・ウール、綿は不適)) ・中間着・・・・・・・・アンダーウエアで吸湿拡散された 水蒸気をさらに外に出す素材 (フリース、ウール等、保温性) ・アウター・・・・・・・透湿性防水素材 (GORE-TEXがベター) (レイヤード)重ね着で空気層を作り、体温を維持する 天候、状況によりコマ目に着替え調整する |
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次は、ビバーク(不時露営)技術です 実際にツエルトを広げ、設営を行いました ツエルトは風雨は防げるが、厳冬期はきびしい様です 雪洞ビバーク(雪の穴を掘る) 保温性に優れ、何日か頑張った例があるとの事 但し、場所が限られる 簡易雪洞ビバーク 比較的簡単に雪洞が作れ、保温性もある |
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外のゲレンデに出て雪洞作りの体験をする 下を慣らし、人数分のリュックを纏めて、ツエルトを被せ その上に雪を覆う |
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山が出来て、一箇所穴を掘りリュックを引き出しますが サラサラとした粉雪で固まらず、雪洞が潰れてしまう また、再度挑戦です |
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斜面の雪を取り除き、ツエルトだけ被ってのビバーク これも一つの方法です でも寒いでしょうね! (ウィスキーでも飲んでいますか?) |
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今度は真剣(真面目)に作りました 厚さも30cmはあると思います(30cm以上が望ましいとの事) |
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3人で入ってますが足が出てますよ〜 一晩居たら凍傷になってしまいます でも雪洞の作り方は理解できました |
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<ビジターセンターに戻りお昼にします> |
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午後は滑落停止法でしたが、踏み固めても滑りが悪く 中止し、確保技術こ講習 スタカット・・・二人以上がお互いをロープで結び合って、常に 1人だけが移動し、他方は安全の確保している これを繰り返して交互に登る登り方 写真はスタンディングアックスビレイの模様、 他にスノーバーを使っての方法を学ぶ |
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下を見ると、アイゼン歩行の練習をしているグループが いました。ピッケルの使い方でもしているのでしょうか・・・ |
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さらに高度の確保技術、 コンティニュアス(コンテ) 二人以上がお互いをロープで結び合って、同時に行動(歩行)する こと。アンザイレンしながら歩くこと。 一人が落ちた時に他方が止める様にしたものだが巻添いを食いや すいので、非常に高度な技術を要する 我々、ハイキングクラブではとてもで無いが怖くて出来ない 救助隊に任せましょう! MHCも雪山に出かけるので、今回の講習は意義あるもの でした しかし、午後は立って動かずじっとしていたので鼻水が出る 始末、外気温度はマイナス5℃でした 風邪をひかない様、熱燗飲んで早く寝ました |