北アルプス | ||||||||||||
槍・穂高岳縦走 |
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標高: 3,180m | ||||||||||||
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今年はリベンジで再挑戦、8月21日予定していましたが天候不順で24日から2泊3日で登ってきました。 今回は、会の仲間で男2、女1の3名です。深夜3時に高崎を立ち沢渡へ、バスで上高地に着き、本日の目的地 ヒュッテ大槍を目指します。 去年と同じ、天狗原から坊主の岩屋跡に辿るころはもうバテバテで休み休みやっと小屋に着きました。 我々には一寸無理な計画でしたが、それも初日だけで翌日は北穂高までですから・・・ 初日は疲れすぎて食欲無し、しかしビールはシッカリ飲めました。 今回のメインはキレット越えです、3人とも初めてで緊張しましたが、無事に登って来られてホッとしました。 南岳小屋で会った単独の女性も北穂高小屋に6時ごろ着き、キレットを越えて来た感動からか、小屋に着いた安心感で 涙していました。テラスに居た皆が「お疲れ様!」と手をたたいて迎えました。我が女子も何故か目が潤んでいました。 今回大失敗しました。と言うのもスマホのバッテリーはフル充電し持ってきたのですが、充電できないのです。 本機が故障したようで2日目からは自分の位置も紙の地形図で判断することになり、はっきりした目標物(地点)が 現れるまで現在地があいまいになりましたが、如何にか縦走してきました。文明の利器も僅かなことで台無しでした。 |
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一日目(8月24日) 上高地―槍沢―ヒュッテ大槍 | ||||||||||||
沢渡に駐車するとシャトルバスが来たので乗り込み、上高地にやってきました。 |
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登山届を出して、明神、徳沢を通り、横尾にたどり着きました。 以前、奥穂高岳登った時は横尾山荘にお世話になったことがあります。 |
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槍沢ロッヂで休憩し、お昼にします。 まだ此処までは元気でした。 |
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水場はババ平のキャンプ場にもあり、槍沢コースは山小屋もあり至れり尽くせり この水場は大曲の所です。 |
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大曲の分岐です。 |
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天狗原分岐からは勾配もきつくなり、立休みも多くなります。 槍も雲に隠れ、目的のヒュッテ大槍は地形上、直前まで見えず 昨年同様、疲労はピークに |
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小屋で受付をしてから外に出る。 槍と北鎌尾根を展望します。 今日の目的は達成できました。明日の天気を祈って! |
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二日目(8月25日) 槍ヶ岳―大キレット―北穂高岳 | ||||||||||||
朝、小屋を出発するとき、ヘリが荷揚げで飛んできました。 小屋番が「帽子を飛ばされないように!」っと登山者に言ってました。 早朝は各山小屋に荷揚げで飛んでいました。 |
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小屋から槍へ東鎌尾根を歩いていると、富士山、北岳と南アルプスが遠望できました。 |
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槍も朝日を浴び、眩しい位に輝いています。 |
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槍の登山者は僅かで、スムーズに登れそうで登ってみることにしました。 |
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Yさんと個々に記念写真を撮りました。 360度の展望を堪能します。 |
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槍山頂から、これから歩くコースを俯瞰します。 大喰岳、中岳、南岳・・・北穂高・奥穂高・前穂高等が見渡せます。 |
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槍ヶ岳山荘と存在感のある笠ヶ岳 |
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槍から大喰岳に向かう途中、後ろを振り返る |
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中岳からこれから行く南岳方面 |
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南岳山頂から南岳小屋、その先がキレット |
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獅子鼻岩展望台があるが、ガスっているのでキレットを下って行きます。 細かい石屑でスリップに気を付けてゆきます。 |
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クサリも出て来ます |
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岩場も鎖を頼りに下って行きます |
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緊張の連続で、途中で休憩し気持ちを落ち着けさせる |
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通過した箇所を振り返る Hピークを意識して歩いてきたが、書かれた文字は解らずじまいで 多分この場所がHピークと思われる。 大キレットで一番嫌らしい箇所でした。 |
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A沢にコルに着いて、Hピークを再確認します。 これから飛騨泣きへ向かいます。 |
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飛騨泣きの核心部に入って行きます | 左の画像を拡大 | 足場のステップが取り付けられています | ||||||||||
キレットで下った分、北穂高岳まで約370m登り返します。 矢印の沿って登り上げると・・・ |
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またまた岩場の登高が待ち構えています。 |
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「北ホ あと200m」の表記でやっと一安心。 しかしジグザグの急登で山頂まで侮れません。 |
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今回初めての雷鳥に遭遇、それも5羽です。 私達がキレット越を祝福するように登山道に出て、砂浴びして戯れています。 癒される瞬間です。 |
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北穂高小屋から直ぐに山頂で、各自の写真を撮って集合写真にしました。 お疲れ様でした!さー、小屋でビールで乾杯だ~。 でも、私以外お酒が弱く、H大槍では生ビール一杯で夕飯が食べられなくなってしまいました。 今夜は一杯食べてお代わりしてくださいね。 |
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夕日は見られませんでしたが雲を被った山々が幻想的でした。 |
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三日目(8月26日) 北穂高岳―涸沢―上高地 | ||||||||||||
朝を迎える北アルプス 常念岳の上から太陽が顔を出します。 |
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前穂高北尾根、左奥に富士山も・・・ 山々が朝を迎えます |
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小屋から槍を望めます |
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北穂高小屋 お世話になりました。 |
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昨日歩いた、槍からキレットまでが見渡せます。 |
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奥穂高岳・前穂の吊り尾根、白出のコルに穂高山荘が見えます |
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山頂から涸沢まで殆ど岩で、登りは大変だと思いました。 この場所は、1本の長い鎖が垂れています。 |
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上の写真を下から撮ったものですが、良くガイドブックに載る場所です。 北穂高岳南陵の取付き点です。 |
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涸沢小屋で休憩し、パノラマコースで帰る予定でしたが 時間がないので本谷橋経由で下っていると、屏風の頭からの崩壊で登山道が岩で埋まり 約100mの区間「立ち止まらないで通過してください」との注意書きがありました。 自然て凄いですね! |
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やっと横尾に辿り着きました。 ここで皆でラーメンを食べます、いや~凄くおいしかったです。 |
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明神から橋を渡り自然探勝路を行きます。 ウェストン碑まで行こうと思いましたが、歩き疲れて河童橋を渡り上高地に戻りました。 3日間天候に恵まれ、念願の穂高縦走が出来て充実した山旅でした。 |