西上州
焼岩・宗四郎山
標高: 1,510m 

山行日 2021年 5月 4日(火)      2名 行動時間:  6 H 50 ' (休憩含む)
行 程
駐車地(8:50)―取付き(9:00)―尾根に出る(9:25)―岩壁塞がる(9:40)― 焼岩(10:40)―下降点(11:35)
―焼山(10:42-13:10)―山吹峠(13:35)―宗四郎山(14:17)―崩壊地(14:55)―沢に出る(15:16)
―天丸トンネル(15:33)―駐車地(15:45)
                                  
 
 今年の連休は尾瀬・景鶴山を予定していたが
 天気不安定で中止して、西上州の南小太郎山と焼岩に登りました。
 焼岩は天丸山・大山の東方に聳える三角の鋭鋒で、山と高原地図には山名が有るだけです。
 友人と二人なら登れると思い、勇んで行くが取付きから急登で最初の洗礼を受ける。
 その先も踏み跡や目印はまれで、ルーファンしながら木や根を掴んで焼岩に着きました。
 しかし、このルートの核心部は下山時の岩壁からの懸垂下降です。
 フィックスロープは有りますが途中までで、その先は垂直に切れ落ちています。
 足場不安定でロープを出し、如何にか降りることが出来ました。
 アカヤシオは全盛で山頂はまだ蕾もある状態です。
 焼山では山頂で展望と花に癒されながらお昼を食べることが出来ました。
 登山者には誰にも会わず、我々だけの山を堪能できました。


天丸山登山口を過ぎ太尾トンネルを出ると、
すぐ右側にコンクリートの階段でワイヤーが垂れています


階段を登ると初っ端から激急登。
四つん這いになって登るとワイヤーロープがあり、掴んで攀じ登る
勾配は約45度、転んだら下まで止まらない

岩稜が行く手を塞ぎます。
3mの岩を攀じ登る登山者もいますが、私達は無理!


岩壁の右から巻きます。右側は下まで切れています



アカヤシオが目を楽しませてくれる



まだ蕾状態の物も



木を掴みながら登ってゆく



小さな山名版がある焼岩に着く。



下山路を探すのに手間取ったが、
フィックスロープがある場所まで来ました。


この下りがルートの核心部で、この岩壁をロープで懸垂下降。
20mロープがちょうど良く、何とか無事に降り立った


シャクナゲの群生を抜け焼山の山頂に着く。
ここで少し遅いランチタイム


焼山から県境稜線を降って山吹峠に向かうが
急坂で涸れた松葉で滑る


山吹峠から、宗四郎山まで足を延ばす
ロープが幾つも張られた急坂を登って


宗四郎山山頂です



山頂からの展望。天丸山と大山



下山は山吹峠に戻り、崩壊地を進む



沢に出て下って行きます



堰堤を越えると天丸トンネルに出て10数分で車に戻りました




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