西上州
裏 妙 義 
標高: 1,057m (丁須岩) 

山行日 2016年11月20日(日)     MHC 8人 歩行時間:6H, 行動時間:7H25’
行 程
旧国民宿舎(6:50)---木戸(7:40)---(9:40)丁須の頭(10:00)---チムニー通過(10:40)
---赤岩基部(11:00)---桟道(11:15)---(11:20)大休止(11:50)---風穴尾根ノ頭(12:25)
三方境(12:40)---国民宿舎(14:15)
          
 裏妙義・丁須岩へ例会山行で男4名、女4名の8人で登ってきました。。
紅葉には少し遅くなり山頂部は冬枯れでしたが、登山口近くはまだ見頃な所もありました。

妙義山は妙義湖にそそぐ中木沢をはさんで松井田側を表妙義、横川側を裏妙義と呼んでいます。

表妙義は、車で奇岩の石門まで直ぐに行けるため観光客も多く、秋の紅葉シーズンは賑やかです。
登山も、中間道は関東ふれあいの道にもなっており、初級~中級者コースとして人気があります。
しかし、妙義神社の大の字~白雲山~相馬岳~中之岳神社までは表妙義縦走コースで、
7m三連の鎖場、すべり台状の30mの鎖場とクサリ場が多く、数連の鎖とハシゴのある50mの鷹戻しでは毎年事故が起きています。

裏妙義は、旧国民宿舎から丁須の頭~赤岩~がよく登られていますが、地図上は破線でクサリ場が多くあります。横川駅から入山するコースも破線ですがスリル有り楽しいコースです。
また沢も多く、ヘルメット、ハーネス、ロープで登る登山者も見かけます。

今回のコースは、旧国民宿舎~丁須の頭~赤岩~三方境~旧国民宿舎です。
丁須の頭からチムニー状20mの垂直の鎖場があり、女性も参加で安全のためにロープを用意しましたが問題無く降れ、安全に無事に山行できホットしました。
登山道は落ち葉が多く、踏み跡が解り難い所もありますが、マーキングを確認しながら登って来ました。



旧国民宿舎の駐車場。
紅葉時期の日曜とあって駐車場は一杯です。



国民宿舎左手の籠沢登山口から、丁須の頭へ向かいます



沢に沿って登って行きます



沢床伝いにペンキ印に沿って鎖を登って行きます



前日の雨で岩が濡れて滑り腕力がいります



  頭上が明るくなり稜線に出ます



横川からの登山道と交わり、丁須の岩稜を巻いてゆきます



巻き道も鎖で登って横にトラバースしてゆくと・・・



   頭上にカナヅチ形の丁須岩が見えてきました。
裏妙義で一番人気のある岩です。


  

木戸近くで会員のご夫婦とバッタリ会い、一緒に行動します。
会員の旦那さんが横からトップロープで登って鎖にカラビナをくくっています
(山ガイドをしていてロープは慣れたものです)



  対岸の岩から丁須の頭を眺める
丁須の頭へは、最後の鎖がハング気味で体が浮きそうで怖いです。



丁須の頭から、これから辿る赤岩と烏帽子岩



丁須の頭の次は20mのチムニーを鎖で降りるコースで
ロープで確保する予定でしたが、後から来ると既に下ってました。



右側のチムニーの鎖場をしり目に
懸垂滑降で余裕をもって降りて行くのは、先程の会員の旦那さん



  下から、降りてくる登山者をみる



赤岩までは鎖でトラバースを数回



この場所も裏妙義で代表的な桟道のトラバース



渡りきって振り返る



赤岩を巻くと見晴で展望が開け、浅間山が姿を現す。
右の岩山が山急山のようです



烏帽子岩へは岩稜の痩せ尾根の急登を登って行きます
烏帽子岩も鎖でトラバースしてゆきます



通って来た赤岩と烏帽子岩を眺める。展望の良い場所で、
多分 今いる場所が風穴尾根ノ頭と思います



その後は下りで三方境の分岐に辿りました。
分岐を左に折れて国民宿舎に戻ります。



大分下ってから、見頃な紅葉が目を楽しませてくれます



鎖場での高ぶった気持ちを落ち着かせてくれます



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