裏妙義(御岳〜鍵沢コース)
丁 須 の 頭
標高: 1,507m     

山行日 2015年 11月 1日     MHC参加人員 4名  
行 程
御岳登山口(7:00)---ザンゲ岩(7:45)---産泰山(9:00)---御岳(10:00)---(11:15)丁須の頭(12:15)
'---第二不動岳(13:30)---鍵沢登山口(14:25)
 高山で初冠雪の便りを聞く頃から、西上州が賑やかになります。西上州で代表的な山、妙義山に登って来ました。
妙義は白雲山・金洞山・妙義神社の在る表妙義と、国民宿舎の在る裏妙義に分かれています。今回は裏妙義の丁須の頭が目的です。国民宿舎からの周回コースが一般的ですが、JR横川駅からの御岳コースから鍵沢コースで回って来ました。


何時もの通り、浜川公園から出発して30分で駐車場に着いてしまいました。
駐車場では既にハーネスを付け身支度をしている山梨と埼玉ナンバーの車、他に2台有り
重装備しているので何処へ行くのか聞くと、鍵沢コースで岩登りしながら丁須の頭へ向かうと言う。
我々も支度をして、麻苧(あさお)の吊り橋を渡って行きます。



橋を渡ると御岳コースと鍵沢コースの標識があり登山ポストも設置されていました。




麻苧滝不動尊を過ぎると鎖が出てきます
足場が切ってあるので問題ありません。















さんげ岩(鼻曲り)迄は一気に高度を稼いで登って行きます








 登山口から1時間弱で、ざんげ岩に辿りました
 岩からは展望も良く赤城山も見渡せます。












ざんげ岩から横川駅や
碓氷峠鉄道文化むらが
眼下に見えます。   




鼻曲りから直角に南に進むと岩稜になる。
右に僅かなトラバース道があり、右に向かうが
段々怪しく登山道も無くなり、5分ほど進んでから
地図と磁石で確認すると、方向がまるきり逆で戻る。

岩稜が登山道で正解だった。
暫くすると写真のようにハッキリした標識が現われ
ホットする。
他の目印では所々黄、赤色のテープが木に
巻き付けてあります。







岩稜帯を巻きながら産泰山へ向かいます
産泰大神の石碑を確認し先に進みます



岩稜が切れると周りに視線が向き、
色づき始めた木々を見て気持ちを落ち着かせます


御岳に向かうと岩峰を鎖で攀じ登り、またルンゼは左にトラバースし、
その後は木の根を掴んで降り、そしてまた登りを何度か繰り返して



単独者が追いついてきたので先に譲ります
中程まで鎖が無く、岩に足が上がらず難儀します。



やっと御岳に辿りつき小休止をします。




御岳から丁須の頭が見えてきました。
後1時間ぐらいでしょうか・・


ガイドブックに書いてあった7mの鎖場で外に振られるので要注意の場所です。
マウスを当てると、上から見た画像になります。






 分岐で国民宿舎からのコースと合流します。
 右に進み岩をトラバースすると丁須の頭の
 真下に出ました。




                見上げると丁須の頭で、5、6人のパーティがロープを出して登っていました。
                鎖で登り上げるとテラスは狭く、10人も居れば一杯の状態で、後からも
                ハーネスを付けた登山者が次から次に・・・
                我々は登るのをやめ、三方境よりで見物しながら昼食にしました。
                 しかし、女性で登りたい人がいたようだったな〜


                          


1時間大休止いてから
鍵沢コースより下山します。









下山開始後、鎖場は何箇所はありましたが
御岳コースから見れば楽に降りられました















鍵沢の紅葉です。


第二不動滝です、水量は少ないです。
この沢はヒルが居ることで知られていますが、この時期は居ないので安心です。


滝からは登山道も歩きやすくなりましたが、
突如、ロープ、クサリ、アルミ梯子が現われ、勾配は30度位あります。
降り終ると靴・ズボンが埃で真っ白になってしまった。
右の岩稜が登山道らしいが途中崩壊しているようです(ネットに由る)。


無事に登山口に戻りました。
結構厳しい山行でした