北八ヶ岳
天 狗 岳 
標高: 2,645.8m

山行日 2017年 2月 19日(日)     MHC 歩行時間:6H15'、行動時間:7H50'
行 程 登山口(7:10) ― 八方台分岐(8:06) ― 唐沢鉱泉分岐 (8:25) ― (9:08) 黒百合ヒュッテ
(9:50)― 中山峠 (9:55) ― 天狗の奥庭分岐(10:55) ― 東天狗 (11:15) ― 西天狗 (11:45) ―
ビューポイント(12:55) ― (13:07) 黒百合ヒュッテ (14:00) ― 登山口 (15:00)
          
 北八ヶ岳の天狗岳に登ってきました。
冬でも渋の湯まで路線バスが通ていて、多くの登山者が利用しています。
渋の湯の渋御殿湯のフロントで駐車料金を払い、指定された場所に車を止めます。

登山口はホテルのまえを通り、登山ポストのある登山補導所の橋を渡って行きます。
黒百合平のヒュッテまでは樹林帯で、ヒュッテを過ぎると森林限界になります。
位置的に黒百合ヒュッテは休憩に最適な場所にあり
今回はメンバーが寒いというので中に入りティータイム、少人数だからできる行動です。
ケーキセット、お茶セット等、色々あり最近の山小屋は下界並みです。
まして八ヶ岳は山小屋は多く、食事も美味く、設備も良く、ウォッシュレットまで設置された小屋も。

小屋からは、アイゼンを履き、ストックからピッケルに持ち替え、ゴーグルで顔を覆い東天狗に向かいます。
中山峠を超え森林限界に出ると風が真面に当たってよろけそうに・・・
前日に天気予報を調べると標高3,000mで風速25m/s,2,000mでも20m/s 近い風が!
しかし、天気は☀マーク、一時悩むが ‟登れなければヒュッテまでで引き返そう” と思ったら気が楽に

東天狗までは10m/s あったと思うが、西天狗に向かうと位置的に風が逸れ山頂に立てた。
でも山頂は寒い、周りを展望しただけで直ぐに降り、東天狗手前から左にトラバースしてゆくが
最後の岩場が狭く一瞬ヒヤリとする。
天狗の奥庭への分岐に来るが、風が強くトレースが解らず、地図読みには絶好の機会でしたが
もと来た道を戻り、樹林帯に入ってやっと落ち着きます。

中山峠から北に少し足を延ばし、天狗岳のビューポイントへ行く。
東天狗、西天狗の双耳峰・天狗岳 なんと凛々しく聳えています。

黒百合ヒュッテに戻り、少し遅いお昼を食べてから渋の湯に戻ります。
復路は殆ど下りで靴で滑りながら、そして転んで登山口まで帰ってきました。


奥蓼科・渋の湯の登山口
身支度をして出掛けます。


黒百合ヒュッテまでは樹林帯を進みます


上空は青空、天気を期待して登って行きます



唐沢鉱泉への分岐です。
唐沢鉱泉は冬季休業なので殆ど歩かれていません



少し雪が深くなってきました



コメツガ、シラビソの針葉樹林



樹林帯を抜けると黒百合平に着き、
黒百合ヒュッテ前は登山者で賑やかです。



中山峠です。
稲子湯から登って来る登山者も多いです。



樹林帯を抜けると天狗岳が見えてきました
登攀意欲が湧きます



山頂方面は雪煙が待っています。
風速10m/sはあったように思います



天狗の奥庭への分岐です。
ここからクサリ場の岩盤が露出してきます



休み休み最後の急登を登って
山頂まであと一息



東天狗山頂(合成写真)



西天狗に向かいます



硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、後方に南アルプスが望めます



西天狗山頂
八ヶ岳の主峰が間直に望めます



寒いので直ぐに引き返します。
前峰は東天狗、中腹から左にトラバースします。



樹林帯に入って一安心



中山峠から北に5分程行き、天狗岳のビューポイントへ
(マウスポインタで山頂アップ)



黒百合ヒュッテに戻ってきました
ヒュッテ前のベンチは大勢の登山者が寛いでいます。
私達もここで遅いランチタイム)


下山は、下りで滑りながら転びながら、渋の湯の登山口まで1時間で降りてきました。
帰りに‟河童の湯”で汗を流してきました。


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