北八ツ 
天  狗  岳
標高: 2,645.8m 

山行日 2015年  1月25日(日)     MHC 参加人員 3名   歩行時間:6H、行動時間:7.5H
行 程
渋ノ湯(7:10)---八方台分岐(8:00)---唐沢鉱泉分岐(8:25)---(9:10)黒百合ヒュッテ(9:40)---東天狗(11:00)
'---(11:30)西天狗(11:40)---(12:40)黒百合ヒュッテ(13:40)---八方台分岐(14:10)---渋ノ湯(14:45)
                                                 
 会のメンバーで北八ツ・天狗岳に来ました。駐車場の問題があったので、早朝4時高崎を出発で朝寝坊の私には辛かった。
 来る道中は雪も少なくスムーズに渋御殿湯に着き、フロントで駐車手続き(1,000円)を済ませ指定された場所に止めます。
 時たまトラブルがあるようですが、車両台数を把握し適切に止めるためいは必要なことです。必ずフロントに立ち寄りましょう。今日は風も静かで天気も良く、眺望は全てが見渡せ、最高の登山日和になりました。















 渋御殿湯から100m手前の駐車場に止めます。
 まだ6台ぐらい余裕がありました。  

                                                   
                                      

身支度をしている時にアクシデントが!!
アイゼンが無い~(ガ-ン)車から荷物を移動するとき積み忘れてしまったのです。ツボ足で黒百合ヒュッテまでは行けるので、とにかくヒュッテまで。 登る意欲消滅です。足どりが重くなります。


 登山道は最初から勾配がきつく、雪質はサラサラとして登りづらいです。雪量は多くも無く例年並みの様です。
 茅野駅からバスも出ていて登山者は多く、トレースはしっかり付いており悪天時でも黒百合平までは行けると思います。











樹林帯から左側が開け、中山が見えてきました。後少しで黒百合平です。







後ろを振り返ると下の写真の景色が目に飛び込んできます




雪を被っている左が御嶽山、右が乗鞍岳です。



黒百合ヒュッテに着きました。小屋の前では、これから登る天狗岳に備えアイゼンを付けたり
また、休憩したりと賑やかです。ヒュッテ前の斜面では滑落停止の訓練をしています。



アイゼンを忘れたメンバーは小屋に相談に行くと、ナント貸出アイゼンが用意してありました。
10本爪で500円で貸し出していたのです。小屋まで来た甲斐がありました。ラッキー!
早速、全員アイゼンを付け、ストックからピッケルに持ち替えて東天狗に向かいます。










中山峠は小屋から5分の距離です。
ここから右に折れ、「夏沢峠・天狗岳」の道標に沿って
進んでゆきます。
樹林帯は左側が切れ落ちていて注意が必要です。








樹林帯を抜けると天狗岳の山容が現われます。
山頂は風も無く、素晴らしい天気です



ここから急登になります。


左は下から上を仰ぎ見ています。右は上から下を覗いています。
斜面の勾配が解ると思います。


天狗ノ奥庭への分岐です。黒百合ヒュッテが下に小さく見えます。
ここから東天狗まで岩盤が露出しているので、
アイゼンの爪を引っ掛けない様に注意して登って行きます。











東天狗山頂に辿り着きました。
メンバー3人 山頂で万歳!

少し風はありますが
八ヶ岳の強風を思えば無風状態です。


<画像クリックで拡大します>
東天狗からのパノラマをご鑑賞下さい。
手前 中央は西天狗、右後方が蓼科山
最後方左から北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳、木曽駒、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス方面が見渡せます。



以前は東天狗で引き返しましたが、今回は西天狗まで足を運びます。



西天狗山頂での集合写真です。
バックは八ヶ岳の主峰 赤岳、阿弥陀岳が大きく見えます


人物のいない方が良いでしょう
硫黄岳、少し頭を出した横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
登攀意欲をそそられます。 ワ~、登りたいナ~


西天狗から東天狗を見る
西天狗を降り、東天狗の中腹まで登り上げ、トラバースして黒百合ヒュッテまで戻ります。
登山道を逸れてシリセードで下った後を我々2人も滑りました。


シリセードの軌跡がハッキリ付いています



黒百合ヒュッテに着きアイゼンを外し、中に入ってラーメンを注文する。
ノンビリしていたら一時間も休憩してまい、泊まる訳にもゆかず腰を上げます。








下山は滑りながら、尻もちを突きながら・・・
汗を搔きかき下って来ました。
みなさん、お疲れさまでした。



今回の山行は
天候に恵まれ、眺望も素晴らしく
一日有意義に過ごすことが出来ました。

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