北アルプス
立山三山(その1)
標高 3,015m  

山行日 2010年 8月 29・30日    参加人員 6名、     
行 程
29日)立山駅(9:50)ケーブルカー==(9:57)美女平(10:10)高原バス==(11:00)室堂---雷鳥沢ヒュッテ(11:40〜12:20)
    ---剱御前小舎(14:45)
  

 会のメンバーで立山山行を計画し、月末であったが仕事の段取りをして山小屋泊まりの一泊で出掛ける。
日曜ハイク故、山小屋泊まりは初めての経験でリュックに何を詰めたらよいやら悩も事が多い。天気予報は晴れマークで問題無し、しかし最悪の事態を考えツエルト・補助ロープ・カラビナ・ファーストエイドキット・コンロを詰め込み、普段の山行よりかなり重くなってしまった。13〜14kgは有ったと思う。
北アルプス、山小屋体験には適した山域だったように思う。ベテランの先輩方で良い勉強になった山行でした。



 高崎を4時に発って駐車場に着いたのが8時30分、駅周辺の駐車場は6時には満杯で
 川沿いの駐車場に止め約10分歩く羽目に・・・
 日曜日だから混んでいるのでしょう
 予定より一つ後のケーブルカーに乗車し、美女平まで7分、標高差495mを登ります。
 (立山駅475m、美女平970m)
 美女平から室堂までは高原バスで一気に標高2433m、50分で登ります。
 立山杉やブナの原生林をぬって走り、称明滝が車窓から見える頃から、大日岳が
 大きく全容を現し偉大です。

 室堂ターミナル周辺は観光客で賑わっています。
 展望台からは立山三山が見渡せ、3,000mの山々がどっしりと構え
 立山に来た事を実感します。


 展望台の直ぐ前に、名水100選の「立山玉殿の湧水」があり、
 喉をうるおす。


 当初、内蔵助山荘に泊まる計画をたてたが雪害で閉ざされていて
 雷鳥沢から剱御前小舎へと計画を変更しての時計回りのコースをとる。
 ミクリガ池はコバルト色に輝いています。
 立山はカールが幾つもあり、山崎カールは天然記念物に指定されている

 血の池は酸化鉄が多く含有され、赤い色をしています
 昔の人は地獄を想像したのでしょう
 雷鳥荘に近付くと地獄谷が大きく見えてくる。
 標高2,500mで温泉が出るのもこの谷の恩恵か・・・

 雷鳥荘北の休憩所でお昼にする。
 雄大な景色を眺めながら、おにぎりも一味違う

 食後、雷鳥平から称名川を渡り新室堂乗越経由で
 小屋に向かう。傾斜がきつく汗だくだくで休み休み登る。

 やっと剱御前小舎に着き、ホッとする。
 小屋から剱岳が一望できる。
 来年は登ってみたいな!
 小屋で受付をし、リュックを置いて剱御前に登る
 下山は東側の巻き道を通って来ると、ミヤマリンドウ、イワギキョウ
 ミヤマアキノキリンソウ、カクサンフウロ・・・等が咲いていた。

 小屋に戻り、食事前に皆で缶ビールで乾杯する。
 渇いた喉に冷たいビールが注がれ最高です。
 泊まりは、これがたまらない至福の時間である。
 剱岳が夕日を浴び赤く輝いている。
 小屋からは、夕日や日の出を見る事は出来ないが、別山迄登れば
 素晴らし日の出を見る事が出来るでしょう


その2へ