岩登り講習会                    
高 岩
標高 1,084m

山行日 2009年11月 1日(日曜日)
行 程 登山口(8:20)---岩場(8:30〜11:00)---岩取り付け(11:30〜)---山頂(〜12:40)---下山(14:45) 
温 泉 峠の湯

今日は、MHC教育遭対部開催の「岩登り講習会」に参加。
群馬県松井田町で上信越自動車道、碓氷軽井沢ICの真上にそびえる岩峰です。

今回の参加者は、男性10名、女性6名の16名が参加。
どんな山行においても、岩やクサリに出くわす時があります、そのような状況においても躊躇なく、また安全に歩くための
講習会であって、もっぱら岩登りが専門の講習ではありません。






碓氷軽井沢IC近くの林道わきに車を止め、
身支度をして山に入ります。

高岩へ登る途中に、高さ10mの手頃な岩があり
ここが今日の講習会場です。

高さ10mの巨岩は、凝灰角礫岩で、
西上州の山々はほとんどである。
浸食されやすく、岩はもろい。

先ず、一人ずつ「三点確保」の練習
ロープで確保されているので落ちても
安全。足と手で探りながら登ってゆく。
女性陣は、皆すいすい登ってゆく
自分の番が来て、岩に手を掛け登るが
結構きつい、どうにか上まで登ったが
下りは足元が見えず恐る恐る・・・やっと
下りてきました。
2度練習して少しは自信(?)ついたかな

全員が一通り済んで、Tea Time  和やかな笑いで時間を過ごす。
時計は、まだ11時だ、皆このまま帰る気になれず、リュックをデポして高岩を登ることにした。





距離はないが、岩の取り付きまでは急登です。
汗を掻き始めたころ到着する。

@ A赤印は登攀コースです

高岩は雄岳・雌岳があり、雄岳には鎖が取り付けられ、6か所固定された22mの鎖が、チムニー状の岩壁に付けられている。
ヘルメットをかぶりハーネスを付け、カラビナでロープと固定し、リーダーの合図で鎖を握って登ってゆきます。
@最初ハング気味で取り付きにくい。リーダーが「なるべく鎖に頼らないで登れ!」と指示する。
なんせ、16人の大所帯で登るにも時間がかかる、@を通過して次にAに取り付く。
Aは最後の6mが方向が分からず、上から「右側だ!」と声を掛けてもらい両岩壁を踏ん張りながら登る。
登りきっても山頂までは細い尾根伝いで油断できない。僅か登ってやっと山頂に出る。

先発隊はかなりの時間を費やしたであろう、下で待ってた時間と比例するのだから、
山頂ではすぐに写真班が山名の木片を渡し場所まで指定して記念撮影をしてくれた。
眺めは素晴らしい、浅間山をはじめ周辺の山々が見渡せ、眼下には高速道路が山々を縫って走っている。

下山もリーダー達に身体を託し、皆無事に下りることが出来た。
最後にリーダー達が下りて、ロープを撤収するのを待ちリュックをデポした場所に行き、皆で遅い昼食を食べる。
時計は2時を過ぎていた。
車に戻り靴を履き替えていると、雲行きが悪くなり雨が降ってきた。我々が下山したのを待っていてくれたように
帰路、「峠の湯」で汗を流す。

今回の山行、単独では絶対登らなかった、MHCの仲間と行ったから登ることが出来たと思う。
リーダー(講師)の福田さん、石田さん、瀧上さん、お世話になりました。
それに会員の皆さん、これからも宜しくお願いします。

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