残雪の山
白 馬 岳
標高 2,932.2m

山行日 2012年 5月5〜6日       MHC  参加人員2名
行 程
1日目)猿倉山荘(7:00)---白馬尻(8:40)---<大休止>---葱平(12:40)---白馬山荘(17:30)
2日目)白馬岳山頂往復、山荘(7:30)---葱平(10:20)---猿倉(12:00
  

 高崎を3:00に出発し白馬八方に向かって車を走らせる。長野ICからオリンピック道路を走っている時、白馬岳での遭難の
ニュースが流れる。6名の登山者が栂池から白馬岳に向かい夜になっても白馬山荘に着かないという事だ。
今年のGWは寒気団の影響か天候が不安定です。我々は冬山装備で出掛けました。

 
 明日の栂池からの帰路を考えて、白馬八方からバスに
 乗り猿倉へ行く。
 猿倉荘の前に警備員がいたが、登山届を提出すると
 事も無く入山する。
 暫くの間、林道歩きが始まる
 白馬尻に近付いて来ましたが、小屋は解体されて
 なにもありません
 登って行く道中、沢からの雪崩の後が幾つも有ります
 
 この場所が夏でも残る大雪渓地点です
 今日は天気も良く、素手で登って行きます
 振り返るとかなり登って来たのが解ります
 戸隠、高妻山、火打山が見渡せます。
 
 しかし、デブリが多く歩きにくいです
 のんびりと歩いたために山小屋に着くのが遅くなって
 しまいました。
 4時以後はガスも出て来て、一時視界が無くなります。
 雪上歩きに疲れて、山小屋が見えても中々辿り着きません。
 
 2日目は栂池に回る予定でしたが、朝から雷鳴で
 天候も午後から崩れる予報だったので、白馬岳を
 登ってからピストンで猿倉に戻る事にしました。
 山頂目指して登って行きます
 山頂の石は周りが氷に覆われ、ヒスイや水晶の
 宝石見たいで、雪はガチガチに凍っています。
 
  白馬岳山頂から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、右後方には剱、立山が見渡せます
 天候は急変し、葱平を降る頃はガスと雷で視界は
 10m位。下山はアイゼンを付けて降る。    
 前日は暖かかったせいか、周りの沢からかなり崩れ
 デブリが中央まで押し寄せていた。
 


 雪渓を延々と登るのは疲れますが、雪山ならではの
 素晴らしさがあります。
 次は花の時期に、白馬から鑓温泉や唐松岳を周って
 みたいです。