北八ヶ岳    縞枯山・雨池 
                      標高: 2,403m

山行日 2014年 9月 7日(日)     MHC参加人員 4名   歩行時間:6時間、行動時間:7時間30分
行 程
麦草峠(8:05)---中木場(8:45)---茶臼山(9:14)---展望台(9:53)---(10:10)縞枯山(10:25)---雨池峠(10:50)
--縞枯山荘(大休止)--雨池西岸(12:43)--八柱山(13:30)--大石川林道から登山道へ(14:38)--麦草峠(15:36)
                             
 先週は天候悪く、甲斐駒・仙丈は中止になり、今回の山行も昨晩から雨が強く中止にするか迷ったが、とにかく現地まで
行くことにし、雨の中 麦草峠に向かう。駐車場は5,6台駐車していて殆どが県外ナンバーで既に登山に出掛けていた。
私達は暫く車中で待機していたが小雨(霧雨)になり雨具を着て歩きだす。 


駐車場の北側、「茶水の池」から道標に従い左を行く


大きな石がゴロゴロしていて歩きにくい
中木場を過ぎると急登になり120mを一気に登り上げる


雨も上がり途中でカッパを脱ぎました、今日の山行中如何にか天気が保ってもらいたいです。
息を切らして登り上げると茶臼山山頂に辿る
今回の山行一番のハイライト、もうこれ以上キツイ登りはないはずです。
天望台は樹林帯を2,3分いった所ですがガスが掛っているのでパスします


茶臼山から縞枯山へ向かう道中、縞枯れを起こしシラビソの幼木が目に着く
本によると、冬の偏西風や台風の強風と火山岩質でシラビソの根が
張りにくい事が原因と書いてあります


縞枯山の展望台は寄る価値があるので展望は利かないが行ってみる
大きな岩が積み重なっています(私は2011年1月に訪れています)
ここで珍しく10名ぐらいの団体さんと出合う。


展望台から縞枯山はほぼピーク稜で道標が無いと山頂を見失いそうです。
しかし、反対の雨池峠からは登り上がった場所が山頂と直ぐに解ります。


縞枯山からの急坂を降り雨池峠に辿ると時計は11時近い、そろそろお昼にしようと思うが
外で食べるより縞枯山荘で暖かいうどんを食べようと意見が一致しロープウェイ方面に少し戻ります。
山荘はコーヒー&ケーキ、うどん等のメニューが入口に有りますが戸が閉まっていて何故か入りにくい


山荘でうどんと持参のオニギリを食べゆっくり寛いでから雨池に向かうが
峠から雨池峠分岐(大石川林道)までは沢に沿っての登山道で大岩も滑りやすく歩きにくい
時たま、「キャアー」 「キャアー」と大きな声が響きます。


林道を暫く歩き、次の指導標から登山道に入って間もなく雨池(西岸)に辿る。
大きな池で霧が晴れ、チョット拍子抜けです。霧に霞んだ幻想的な池を想像していました。


天気も良くなり八柱山へ行くことにしました、往復7、80分掛かります


八柱山山頂に辿ると、大きな鉄柱のアンテナがあります。
深宇宙探査アンテナと記されていました。
八柱山で初めてマツムシソウが、それも一輪咲いていました。


麦草峠へ向かう登山道は、林道まで殆ど木道でした。
濡れている箇所は滑らない様に慎重になります。
(以前2、3回滑って転びひどい目に有ったことがあります)


雨池から麦草峠まで登山道は地図上では一本道ですが、林道で迷いやすいです。
写真のように赤旗が有るお陰で道標を意識させています。
登山道は道標のすぐ先の笹の生い茂った所が入口です。


朝は霧で霞んでいましたが、下山時は木々がハッキリ見渡せます。
右の木道から帰り、一周して来ました。

北八ヶ岳の今回のコースは、ノンビリ登山と決めて計画しましたが
歩行6時間で足に豆が出来てしまい、「八峯の湯」に着いて車から降りると
歩くのに足が痛く、皆 ガリ股で歩いていました。
とにかく、山行が出来た事を喜びとしましょう。
皆さん、お疲れさまでした〜