大ナゲシ・赤岩岳  
標高: 1,532m ,1,570m    

山行日 2015年 5月 10日     MHC参加人員 2名   歩行時間:4.6H、行動時間:6H
行 程
鉱山社宅廃墟(8:15)---赤岩峠(9:20)---(10:20)大ナゲシ(10:40)---(11:30)赤岩峠(12:10)---赤岩岳(13:35)
---車(14:10)
 志賀坂トンネルを抜け、八丁峠への登山口を過ぎて間もなく、ニッチツ鉱山社宅廃墟に着く。ここから大ナゲシ、赤岩岳を目指すが、岩山でネットを見るとかなり厳しい山とうたっている。また、ヤシオツツジも咲く山で計画をたてると、私の息子と同年代の若いY君が同行してくれた。ロープをリュックに詰め込み出掛けてきました。


来る道中、両神山登山口は車が満車で林道にも溢れていました。
社宅廃墟の林道脇は車3,4台が止まっていたが、ここから赤岩岳に向かったのは
私達のほか4人パーティ1組だけでした。


沢沿いに杉林を登って行きます。
急勾配になるとジグザグになり、登山道の地盤が緩く滑り落ちそうになります。
(この場所はしっかりしてます)


支稜線に登り上げて小休止です。
晴天で汗が噴き出ます。


赤岩峠に近付くとミズナラの大木で新緑がまぶしいです。
急勾配でジグザグに登って行きます。



登り上がると赤岩峠の標示板が目に飛び込ん出来ました


峠から大ナゲシが現われます。
左に折れ、大ナゲシに向かいます。



始めは歩き良い道でしたが次第に険しくなります。


岩稜の基部に付きあたると、鎖とロープが垂れています。
行きは鎖の方を使って登ります。


初めて組むY君ですが、若く運動神経が良くスイスイ登って行きます。





山頂に着くと三等三角点が有るだけで
山名の標識は有りませんでした。


下から4人パーティの声が聞こえたので
途中すれ違うのは危険と感じ、山頂で待っていたが
なかなか現れず、降り始めるとやっと姿が見える
鎖場で上がって来るのを待ってすれ違う。
男性がリーダーで他の3人は女性で全員ハーネスを
付けていたが確保するのに時間がかかったのだろう


下りはロープが掛っている方から降る
か細いロープも確りしたものに返られて、確認してから降りる。
2本目のロープは垂直に近いが足場を確認しながら降りる。


峠に戻りお昼を食べていると、後から4人パーティも戻って来て同じ場所で昼食を取る。
しかし、彼らは赤岩尾根を辿って八丁峠まで行くと言い、早めに立って行った。
峠から赤岩岳へは岩壁を北側から巻きザレた道を行く













岩尾根に出て登って行くが
下側は切れています。

三点支持で登って行きます

 
痩せた岩稜を過ぎ樹林帯に入る







林を数分歩くと山頂に辿ります。
山名の表示板が有るだけで展望は木立で
遮られていますが、大ナゲシ方面が見渡せます。


リュックをデポし、赤岩峠を1,583Pの手前まで
行ってくる。

山頂から大ナゲシ


鉱山住宅廃墟の集落が眼下に見えます。














峠に戻る途中、赤岩岳の絶壁の
迫力がすごい










ロープを準備してきましたが使う事は無かった

ヤシオツツジを楽しみにしていたのですが
既に散っていました。