西上州・絶壁・奇岩の山
表 妙 義 縦 走
標高: 1,104m     

山行日 2017年 4月 23日(日)     MHC 3名 歩行時間:8H、行動時間:9H
行 程 妙義神社(7:15) ― 大の字(7:55)―奥の院 (8:25) ― 見晴(8:50) ― 大のぞき(9:25) ―
― 天狗岩(9:50)― 相馬岳(10:40)―茨尾根(11:50) ― (12:30)鷹戻し手前943m(13:00) ―
―鷹戻しピーク(13:35) ― 東岳(14:40)― 中之岳(15:20) ― 中之岳神社(16:10)  
          
 群馬県西上州の山、表妙義へ行ってきました。
妙義山は赤城山、榛名山とともに上毛三山の山で、絶壁・奇岩の山として登山者はもとより観光客も多く訪れる山です。春は桜で彩り、秋は岩と紅葉のコラボで絶景です。

以前、単独で中間道を歩いた時は妙義神社~中之岳神社まで歩き、車道と登山道を歩いて妙義神社まで戻ったことがありました。
2度目は妙義神社~大の字~相馬岳~茨尾根~堀切と歩きましたが、時間がなく中間道に戻っています。

今回は表妙義を縦走しようと車2台で来て、1台を下山口の中之岳神社に置き妙義神社から歩きました。
鎖が幾つもあり、切り立った絶壁が鋸歯のようにあり、アップダウンの急勾配で緊張の連続です。
鷹戻しは50mの鎖とハシゴの連続で、握力のない方は危険です。鎖を離して落ちる人もいますから。

私達3人は20mロープ、ハーネス、カラビナ、スリング、ビレイ器など準備しましたが特に使いませんでした。

行動時間は9時間も掛かり(休憩時間含む)、思った以上に時間を費やしました。



中之岳神社駐車場に車を回します。
これから歩く岩稜が聳えています。


妙義神社に戻り、ここから登って行きます



神社の脇から登山道を登って行きます



大の字の岩峰に登ります
榛名、赤城山方面の展望がよい


奥の院です
岩窟に入ると石碑が祀られています



ルンゼ内4段30mの鎖、7m外形鎖で見晴へ



見晴です。裏妙義、浅間山が見渡せます



ビビり岩から3連の鎖、高度感あります



大のぞきから天狗岩の垂直の大岩壁。


10m鎖2本、30m鎖(すべり台状)で降ります



キレットから登り返して天狗岳です。



天狗岳からこれから行く相馬岳が見えます



険峻な岩峰と岩峰の間は鋭いキレットが


相馬岳山頂にり着きました
前方には金洞山と茨尾根が見えます


茨尾根に降って行きます
ザレて落石注意です


岩穴をくぐって茨尾根へ



堀切の分岐です
以前はここから中間道に降りました


これから表妙義の核心部、鷹戻しに向かいます。



鷹戻しの岩壁が見えます



いよいよ50m登る鷹戻しに来ました。
途中ハング気味で腕の力が必要です。


続いてハシゴが出て来ます。老朽化で最近新設されました



足掛かりが少なく腕に力が入ります。
事故が起こる場所です


クサリ場を上からのぞく。
下では1組の男女が降るためにロープを出しています。



ピークからの展望
裏妙義、浅間山が見渡せます



ルンゼ内2段25mの下り



下から見るとこんな感じ



東岳からの下りにかかります。
眼下には中之岳駐車場が見えてきました


下りて来た東岳を振り返る



コブ岩も転落事故が多く、最近鎖が設置されました
両サイドが落ち込んでいます


下りの鎖では間隔が短くなり振れがなくなりました



祠がある中之岳を通過し、ロープに伝わって下りて行きます



ここを降ってコルに辿ると一安心です



膝痛が起こり神社の階段を降りるのがつらかったですが
如何にか中之岳神社に無事下山しました。



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