西上州のマッターホルン
碧 岩 ・ 大 岩
標高: 1,110m 、   1,133m   

山行日 2017年 5月 3日(日)     MHC 3名 歩行時間:4.5H、行動時間:6H
行 程 三段の滝駐車場(7:20) ― 三段の滝(7:50)―二股 (8:30) ― 碧岩分岐(9:00) ―(9:20) 碧岩 (9:40)―
― 大岩分岐 (10:00)―(10:30) (12:25) ― 登山口(13:10) ―
 世間はGW真っ只中、我はウロウロ西上州を徘徊し、碧岩・大岩にやってきた。
メンバー3人、孫のお守りから逃げて来た面々、いや我はまだ孫マゴは居なく気持ちは若い。
って言うか、‟早く孫が見たい” というのが心境か、

「分県登山ガイド10 埼玉県の山」(山と渓谷社)の著者 打田鍈一氏の本に
「藪岩魂」ハイグレード・ハイキングの世界 があります。
その本では今回の山、碧岩・大山は中級の山とされていますが、全般に西上州の山は他の山よりグレードが高い。
先月末、妙義の鷹戻しで女性が鎖場の岩から落ちています。
だから山へ行くときは小心者で臆病で、十分な計画や情報を集めてから登っています。
この山に単独の女性が現れたのにはびっくりしました。
なぜなら、100名山のようにメジャーな山とは違い、そんなに登山者は多くありません。
谷に落ちたら何時発見されるか分からない・・・

  本当に臆病になります。     もっと積極的に山に登ろう!!


三段の滝駐車場。トイレもあります。
奥の2人は袖ヶ浦からの登山者で西上州は良く登っているとの事


沢沿いに登山道が伸びています


30分で三段の滝に到着
ここまでは観光で訪れるコースです


一段目の滝です


碧岩入口(藪岩魂のガイドによる)


その後、二股の道標から尾根に取付きます。
目印が微かに見えました。


小尾根に取付くまでは急登で木や根を掴み、転び落ちないように真剣だった。


小尾根に登り上がると木々の間から碧岩が見えてくる


碧岩の稜線で左に折れ岩を2度巻き岩棚を登る


碧岩の岩登りに差し掛かり、ザックを置いて空身で登る。
最初は3mの垂壁を登ります


15mくらいある切り立った断崖。
以前のフィックスロープは外されて新しいロープがかかっていました。
しかし、体が外に持っていかれそうで怖い


岩場を過ぎ岩稜を登れば碧岩頂上です


ピークからは西上州の山々が見渡せます




眼下には南牧の集落が見える


これから登る大岩が見えます


下りは外に振られない様に慎重に降りる


碧岩分岐を過ぎ、大岩の稜線で分岐を左に折れて進む


大岩に向かう岩稜帯で見晴らしの良い所から振り返ると
碧岩の天に聳える鋭鋒が素晴らしい。ついつい見惚れてしまう


前峰はこれから行く大岩です。
ピークに登山者の人影が見えます。


大岩のハイライト、この岩場を登って行きます。
手掛かりは有るので慎重に足を進めます


山頂の肩に辿りました。


大岩の方がアカヤシオが多く咲いていました。


アップで撮ります


ゆっくりとお弁当を食べコーヒーを飲んでいたら1時間もたってしまいました。
そこへ単独の女性が現れビックリ。殆ど一人でマイナーな山を歩いていると言う。
度胸がありますね!(愛嬌もあったよ!)


ゆっくり休んだので下山します。
高度感あります!


下りながらポーズをとって写真撮影。 カメラマンは何処?


下りは大岩分岐を更に進み、次のピークから右の折れ二股に向かう。
こちらも急勾配で滑らないよう慎重に、時にロープがあり助かった。


滝が見えてきて一安心


滝下のベンチで小休止


あとは沢のせせらぎを聞きながら新緑を楽しんで降りました


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