巻機山(まきはたやま)
標高 1,967m

山行日 2009年10月 4日(日曜日)
行 程 桜坂駐車場(6:00〜6:20)---5合目(7:20)---ニセ巻機(9:10)---避難小屋(9:25)---御機屋(9:50)---

牛ヶ岳(10:30)---御機屋(11:00〜11:45)---ニセ巻機山(12:12)---駐車場(14:10) 

二週間前に近所の友人が、巻機山へ夫婦で言った話を聞いて、登ってくる。
巻機山は、割引岳・巻機山・牛ヶ岳の三山の総称で、最高点が巻機山にあります。
谷川連峰に続く稜線上にあり雄大な山です。

前橋ICを4時30分に発って、赤城高原SAに立ち寄る。閉まっているかと思ったが、レストラン以外は24時間営業で助かった。
パンとおにぎり、りんごを買って塩沢石打ICで降り、国道291号を走って登山口の桜坂駐車場に行く。



6時に着くが駐車場はあと2,3台残すのみで満車状態、。
マイクロバスも数台止まっていて、かなり人気ある山のようです。
乗用車も県外ナンバーが多い、やはり日本100名山であるからだろ・・・



写真は下山してから写しました。




支度をして6時20分に井戸尾根コースを登り始める。
最初は木立の中を登るが、露岩の粘土質の道で歩きにくい。
井戸ノ壁と言われている所に来ると勾配も急になってくる。

山と渓谷(10月号)の「ゆる登山」の記事に“減齢四分割法”が載っていたので
歩き始めは実行していたが、休憩するのが耐え難くなり歩き続けてしまう。
単独ではペースが速まるから、実行した方が良いのですが
後でその結果が出ることに成ろうとは・・・


※減齢四分割法
歩き始めの60分⇒ 歩き始めの1時間が大切。
ウォーミングアップする事で疲れることなく歩く能力をアップさせ、
同時に休む能力もアップされ、短時間の休憩でも疲れにくい体が出来る。
  11
分歩く
 4
分休む
  12
分歩く
3
分休む
  13
分歩く
2
分休む
  14
分歩く
1
分休む
15分 15分 15分 15分
(山と渓谷10月号より抜粋







急登から解放され、やっと5合目に着くと日も差してきて視界が開ける。
米子沢のナメ滝が望め、一息つくには丁度良い場所です。




樹林帯を登ってゆくと、また急斜面になり20名の団体の後に付くが
先に行かせてもらい、ピッチは上がる一方。
8合目から急登で膝が笑いだしそう。
ニセ巻機手前のガレ場の階段は相当堪えた。
9合目のニセ巻機に着くと、巻機山のナダラカな稜線が広く伸び雄大です。


クリックで拡大します

 避難小屋

ニセ巻機からは下りで、10分で避難小屋に到着。
2階建ての立派な建物で、トイレは中と外に有ります。




小屋から尾根道を歩いて30分で巻機山山頂に到着。
団体さんが休憩して賑やかです。
山頂の標識が立っていたが御機屋(おはたや)だそうです。
最高点は牛ヶ岳の方向で行ってみるが、それらしき場所は
確認できなかった。


牛ヶ岳




朝日岳の分岐から牛ヶ岳を望むが、かなり時間がかかりそう。
しかし、登ってきた人に聞くと、往復30分だと聞いて行ってくる。
木道が笹に隠れ滑りやすく、慎重に歩く。


割引山



牛ヶ岳から割引山を望む。
燧ケ岳・武尊山・八木沢ダムが遠望できる。
御機屋に戻り、沼田から来た人とお昼を食べ山談義をする。
私は夕方予定があるので下山ですが、沼田の人には割引山も
登って巻機山全山を制覇してはどうかと薦めた。
時間は正午ちょっと前、十分時間はある。予定がなければ自分も
行きたかったのだが・・・
ここで別れて、下山に向かった。
7合目辺りから右膝が痛くなり、ペース配分に気を付ければよかった。
車に戻ると右足をかばっていたせいか、左足が一時痙攣を
起こしてしまった。

紅葉の様子