栃木100名山
庚申山
標高 1,892m  

山行日 2010年11月14日    参加人員 3名     
行 程
銀山平(6:00)-- 一ノ鳥居(7:10)---鏡石(7:50)---猿田彦神社跡(8:30)---お山巡りコース---分岐(11:20)
---山頂(12:00〜13:00)---分岐(13:40)---庚申山荘(14:30)-- 一ノ鳥居(15:40)---銀山平(16:45)
  

 仲間との山行が疎かになり久しぶりに庚申山に出かける。昭文社の「山と高原地図」でのコースタイムは歩行9時間、事前に分かっていたら、多分この山行は行かないと思い時間をサバ読み8時間と言う。しかし、仲間が辛かったら、即引き返す考えのもとで実行する。




 自宅を4時に出発し仲間を拾って行くが、皆張り切って玄関前に出ている。
 銀山平に着いたのが6時少し前、まだ薄暗く駐車場は我々が一番乗りである。
  


 (写真の日付は狂っています)
 
 駐車場から林道を1時間強歩かなければならない
 明るくなると紅葉が綺麗だ。
 一ノ鳥居で単独者と4人のグループに追いつかれる
 ここから林道と別れ登山道になる。
 途中、丁石が現われ見ながら登って行く。
 磐裂神社から庚申山まで114丁(旧道)のうちの100丁目
 文久3年に建立されたものだ(1丁=60間=約109m)
 



猿田彦神社跡まで巨岩が  あり各々言われが書いて  ある。
これは鏡岩です。
 





左が
夫婦蛙岩

右が仁王門
 猿田彦神社跡に着き分岐を右に進み、お山巡りコースに行く。
 嶺峰山荘脇を通り尾根を目指す。
 

 尾根までジグザグに登り、稜線上も結構勾配がキツイ。
 その後、梯子や鎖場が現われるが景色はすこぶる良い。

 
 梯子や階段が岩の小さな隙間に設置されている

 眼鏡岩です、風化されて出来たのでしょうか・・・
 まるで削り取ったようです。

 岩が覆いかぶさり鎖でトラバース

 2時間20分かけて、やっと山荘からの道と合流
 ここから庚申山に向かいます。
 山頂までにも梯子や鎖がいくつか現れる。
 段々勾配がきつくなると間もなく山頂です。





 山頂はコメツガの樹林に囲まれ展望はよくない。
 少し先へ行くと北西方面が開けた展望台に着く。
 ここで眺望しながらお昼にする。
 ストーブを持ってきたのでインスタントの豚汁をつくり
 身体を温める。


 
 目の前に皇海山の全貌が現われる
 日光白根山、男体山が遠望出来る。
 (画像は展望台からの眺めです)
 山頂で1時間ゆっくり休み下山する
 
 山慣れしないメンバーで下山はかなり時間をくう
 岩がなくなると歩きやすくなる
 下山道から少し逸れ、庚申山荘を覗いてくる。
 無人だが布団は有り部屋は奇麗だった。
 1人2,000円で利用できる。
 一ノ鳥居に着くころは4時近くで、銀山平に着くと5時である。
 予定より1時間遅れであるが、如何にか歩き通した。
 
 2人は明日歩けるだろうか・・・
 国民宿舎かじか荘で汗を流して帰路に着いた。