中央アルプス
木曽駒ヶ岳・宝剣岳
標高 2,956m  

山行日 2010年 8月 22日(日曜日)    参加人員 17名、     
行 程 駒ヶ根(6:50)バス==(7:30)しらび平(ロープウェイ)==千畳敷(8:05)---乗越浄土(8:50)---中岳(9:20)---
木曽駒ヶ岳(9:55〜10:15)---乗越浄土(10:55〜大休止)
二班に分かれ @剣岳(11:30)---極楽平(12:10)---千畳敷(13:10)
          A乗越浄土---千畳敷                      ≪日帰温泉≫こまくさの湯        

 中央アルプスの最高峰、木曽駒ヶ岳山行に参加。高崎を4時に出発し、駒ヶ根駐車場からバスとロープウェイを乗り継ぎ千畳敷へ。
駅舎を降りると目の前に岩峰、宝剣岳がそそり立ち、足元は千畳敷のカールが広がっている。宝剣岳は滑落事故が多く発生しています。
期待と不安を抱き登ったきました。



 駒ヶ根・菅ノ台バスセンターから、ロープウェイ駅のしらび平まで
 バスを利用する。
 我々は団体ゆえ、待つ事無くスムーズに乗車できた。
 「シラビソ」の原生樹林帯を約40分バスにゆられて登って行く。
 しらび平駅から千畳敷駅はロープウェイで行く。
 約7分で標高2,612mの千畳敷に着く、標高差950mです。

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 千畳敷に着くと、岩峰の宝剣岳が目前にそびえ、カールが眼下に飛び込んでくる。
 花の最盛期には、シナノキンバイやコバイケイソウの大群落で素晴らしいとこです。


 三班に分かれ、カール中央を進み八丁坂までのんびり歩きます


 八丁坂から乗越浄土までは急斜面でキツイところだ。






乗越浄土に全員着き、小休止。
中岳と天狗荘が見える。

 宝剣岳と奇岩・天狗岩が間近に、
 天狗荘脇登山道に怪我人か病人がタンカーに横になっていた。
 暫くしてから県警のヘリコプターが2,3度旋回してからホバリングして
 救助隊員が降りてきた。
 統計によると遭難は60代が一番多いという、高齢登山者が多いという事か。
 とにかく、山では事故や遭難しないよう気を付けよう。
 





駒ヶ岳山頂に着く。
道標と駒ケ岳神社が祀られている

山頂からの眺望をしばし楽しむ




 下山は中岳より巻道を通るが、西側が切れていて積雪時は通行禁止になっていた。
 


 所々、トウヤクリンドウ、イワツメクサが咲いていた。
 山荘近くで大休止をとり、その後宝剣岳と千畳敷の二班に分かれて行動。
 
 クサリの有る岩場を登り、宝剣岳山頂を目指す。

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 山頂は狭く、降りてくるもを待ってから登る。
 1人ずつ写真をとってから南稜の縦走路に向かう。
 垂直に近い岩場の登攀や下降が続き、サギダルの頭まで
 気が抜けない。
 サギダルの頭に着くと一安心です。
 極楽平に向かって歩きます。
 極楽平の分岐から左に折れ、千畳敷に降って行きます。
 

下山時、千畳敷からの眺め
 先に降った組が、ロープウェイの整理券をとってくれていたので
 20分待ちで乗車できて助かった。
 下山してからでは2時間待ちであった。
 バスもスムーズの乗れ、下車後近くの「こまくさの湯」で汗を流してくる。
 
 久しぶりにMHCメンバーと登り、楽しい一日であった。