東北の奥深い山
飯 豊 山
標高: 2,105.2m

山行日 2021年 7月 23~25日      3名 行動時間:  約  H   (休憩含む)
行 程
23日)弥平四郎登山口(6:50)―松平峠(9:20)―疣岩山―三国小屋(12:30-13:05)― 切合小屋15:00)

24日)切合小屋(5:20)―御秘所(6:10-6:30)―本山小屋(7:27)―飯豊山(8:10-9:10)―切合小屋(12:50)
                  |別行動する
                 |――本山小屋―飯豊山―御西岳―大日岳―飯豊山―切合小屋(15:20)
                  
25日)切合小屋(5:40)―三国小屋(7:10)―疣岩山(7:50)―上ノ越(9:40)―弥平四郎登山口(11:00) 
                               
 東北の山、飯豊山に登ってきました。
 3年前の2019年に計画したが、自分の不注意で事故ってしまい、今年やっと念願かなって会の仲間3人で出かけてきた。
 しかし、2年の歳月で体力も衰え計画通り遂行できなかった。
 
 ザックに寝袋、マット、ストーブ、燃料、多少の食材、その他もろもろで50Lザックの重いこと!
 初日は切合小屋までだが、やっとの思いで到着する。

 2日目は大日岳まで行く仲間と御秘所の岩場で別れ、一人で花を愛でながら本山まで登り、
 山頂では登山者と話をしながら時間をつぶし、本山小屋では外のベンチで横になって
 飯豊の空気を胸いっぱいに吸い込み30分位眠っただろうか?
 切合小屋手前で夕立ちに合い少し濡れて小屋に飛び込んだ。
 前日もそうでしたが、雨が降っては陽が出るといった天気で、初日は大きな虹も現われました。
 日中でも雲が湧いてガスったり晴れたりが繰り返されます。
 今日は一日時間が有り過ぎて、小屋に帰ってからも横になって休んでいた

 3日目は登山口までの下山でした。

 飯豊連峰は山深く、アップダウンも多く、距離も長く
 剱の「試練と憧れ」どころではない!  試練の連続でした。

 しかし、山深く自然に満ち、登山者がいても静かな山旅が出来、コースも整備されていて
 飯豊は「いいで~」の如く、何度でも訪れてみたい山でした。

 飯豊連峰は避難小屋が殆どですが、切合小屋は夕食(カレー)、朝食(卵かけごはん)が食べられ
 食材を持ち上げる苦労は無いが、素泊り 3,000円 2食付き 8,000円、ビール350ml缶 800円で 
 高いか安いかは個々の判断に依ります。

 これからは楽しく山を登る事に心掛けてノンビリ山行に徹しよう

一日目: 登山口~切合小屋

弥平四郎登山口(会津側)から登る
上の駐車場が満車で林道脇に停める


20分歩くと避難小屋の秡川山荘に着く。
水場も有ります



松平峠少し手前の水場。



ヤセ尾根を通過



疣岩分岐。休憩するが仲間には先に行ってもらう



三国小屋が見えてきた。
重たいザックを降ろし、小屋で暫く休憩する



まだ先は遠い



テン場と切合小屋が見えてきた。
やっと解放される


夕方雨上がりに、大きな虹が出た


二日目: 大日岳の往復
      しかし、昨日の疲れで自分は飯豊山までの往復

朝5時過ぎ大日岳に向かって出発。
サブザックで荷は軽いが疲れは抜かない
中央に大日岳が見える


飯豊本山が大きく見えてきた



御秘所の岩場。
ここで小屋の弁当を食べるが、1/4食べるのがやっと。
ここで仲間は先に行ってもらう



仲間と別れ、一人ノンビリ本山を目指す



御前坂は花が多い



本山小屋に到着
奥が飯豊山神社です


飯豊本山に向かいます



イイデリンドウが咲いています



ヒナウスユキソウ






飯豊山(飯豊本山)山頂。
太田から来た青年と暫く雑談。
大日岳は諦め、山頂で1時間展望を楽しんだ

本山小屋へ戻る道中、花を愛でながらゆく
ゆっくり歩くと周りも良く見えてくる


イイデリンドウの花は小さい







山の天気は雲が湧いてガスったり晴れたり



キャンプ場から2、3分で水場があり、行ってみる



ハクサンフウロが咲いている



雪渓の上に水が湧き出ています



水場の周囲



本山に登って来る登山者
私は降ってまた登り返しです


高山植物の競演






御秘所まで戻ってきました
クサリが有りますが怖くありません


ノンビリと花を見るのは久し振り


チングルマの群落



コイワカガミ
雪が解けて植物が一斉に咲きだしたのでしょうか?


ハクサンコザクラ







三日目: 切合小屋~弥平四郎登山口へ下山

小屋から飯豊本山(中央奥)を見る。
今日は登山口まで降ります


テン場からも飯豊本山や大日岳は見渡せ展望良いです






下山は疣岩山分岐から巻岩山へ向かって



上ノ越から左に折れ登山口へ



樹林帯を下るが結構長く感じられ。
登山口手前の小沢で水を被りさっぱりする。



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