北アルプス
    穂 高 岳 縦 走 
標高: 3,190m

山行日 2017年 8月 19~21日     MHC 3人 行動時間:
行 程 1日目(8月19日)
上高地(7:55)--(10:50)横尾(1:30)--本谷橋(12:30)-- (14:50)涸沢小屋
2日目(8月20日)
涸沢小屋(6:10)―北穂南稜取付 (7:55)―分岐(9:50)―(10:05)北穂高岳/小屋(11:30)―最低コル(13:00)
―涸沢岳(14:10)― 穂高岳山荘(14:40)
3日目(8月21日)
穂高岳山荘(5:45)―奥穂高岳(6:50)―最低のコル(8:10)―紀美子平(8:37)―(9:24)前穂高岳() 
―紀美子平(10:15)―雷鳥広場(10:35)―岳沢パノラマ(11:00)―(12:23)岳沢小屋()
―岳沢登山口(14:43)―ウェストン碑()                                          
 会のメンバーで穂高へ行ってきました。
天気予報を数日前から見ていたが芳しくなく、6人の内3人が天候を理由にキャンセル。
無理に連れて行って怪我でもされっては大変で、即キャンセル了承。
前日の午後から予報が一気に回復し、3日間如何にか持ちこたえるようだ。

入山口は上高地からで、新村橋からパノラマ新道を予定していたが、登山道が流されまだ復旧していなく
仕方なく、横尾大橋から本谷橋経由で涸沢に向かいました。
涸沢のキャンプ場は500張り以上のテントが張れるが、カール底はまだ雪渓が残り一部分しか張れない。
以前2回訪れているが雪渓が残っているのは初めてです。

今回の核心部は北穂高から涸沢岳のコースです。
大キレットより怖いと聞いていたので慎重に行動しました。

山小屋では酒好きがいたので2日とも酒盛りで、兵庫県の方とも親しくなり
北穂から上高地までご一緒に行動しました。
兎に角、3日間とも天気に恵まれ、キャンセルした3名が可哀想に思いました。

  1日目(8月19日) 上高地~涸沢

上高地 河童橋です


横尾まで梓川に沿った林道を歩き
横尾で小休止します


横尾大橋を渡ると本格的な登山道になります


屏風岩の裾を右から回り込んで本谷橋で休んで
その後、急な登りになり、ガレ場を通過すると涸沢が見えてくる
(涸沢ヒュッテとテント場)

涸沢小屋で手続きを済ませ、生ビールで乾杯!です


今年は雪渓がかなり残っています。昨年は殆ど無かったです。
紅葉の頃はテントで埋め尽くされる程です。

二日目(8月20日) 涸沢~北穂高岳~穂高山荘

穂高のモルゲンロート
今日も天気は良さそうです


ハクサンフウロ、イブキトラノオ・・・高山植物が多いです


 北穂岳南稜の取付点
長い鎖が設置されています

  

浮石もあるので〇印を頼りに登って行きます。



分岐に出ました、後一登りで山頂です


松濤岩のコルあたりでしょうか?
登りあがると北穂高岳山頂です。


凄い!絶壁です


北穂高岳山頂です


北穂高小屋から槍ヶ岳が雲の合間に見えます
ランチメニューは11時からなのでゆっくり休憩します


ここからが核心部、頑張って行きましょう!
余裕でピースサイン出してます





降って登り返します。
赤と青の登山者は兵庫県のご夫婦です。


雲で下が見えませんが切れ落ちています


鎖場が連続します



果敢にアタックしています






涸沢岳山頂です



涸沢岳から下山してくると穂高岳山荘が下に見えてきました。
その後ろは奥穂高岳です。



兵庫県のご夫婦と夕食時間まで、ビール・ワイン・日本酒と酒盛りが始まります


三日目8月21日) 穂高山荘~奥穂高岳~前穂高岳~上高地

常念岳・蝶ヶ岳からの日の出も雲が厚い



小屋から2つの鉄梯子を登って奥穂高へ



振り返ると、眼下に小屋のヘリポート、昨日登った涸沢岳・北穂高岳
その奥には槍ヶ岳が見えます。



右は笠ヶ岳が



ジャンダルムも近くに見えます



前穂高岳と北尾根


奥穂高岳山頂です。



右からジャンダルム、コブ尾根の頭、西穂高岳、
その奥に焼岳、乗鞍岳もみえます


前穂高岳へは岩場を降って行きます


三日目は兵庫のご夫婦と一緒に行動します






紀美子平に辿り、ここから前穂高岳山頂へ
リュックをデポして水だけ持って登ります。



紀美子平から登って行く登山者を見る


山名板をもって一人づつ写真撮影
(合成しました)


紀美子平から重太郎新道を鎖で降り、また登り返して雷鳥広場。
そして一気に降ると展望がきく岳沢パノラマに。岳沢小屋が小さく見えてきました。



この岳沢小屋でお昼にします。
カレー、ラーメンを食べました。



下山して河童橋へ向かう途中、霞沢岳手前の六百山が背景の景勝地へ寄る



少し足を延ばしてウェストン碑まで行ってくる
登山者は一度は訪れてみましょう!



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