燧ヶ岳

　尾瀬沼のシンボル　

燧　ヶ　岳

標高　2,346m

山行日	2011年９月１１日（日）	単独	歩程：9H、行動時間：10H15'
行　程	大清水Ｐ(5:00)---(5:45)一之瀬(5:50)---三平下(6:50)---ﾋﾞｼﾞﾀｰｾﾝﾀｰ(7:10)---沼尻平(7:50)--(10)--俎嵓(9:50) ---(10:10)柴安嵓(10:40)---長英新道分岐(11:15)--(10)--浅湖湿原(13:00)---(13:13)ﾋﾞｼﾞﾀｰｾﾝﾀｰ(13:23) ---一之瀬(14:35)---大清水(15:15)

　
　先週予定していたが台風で行けず、今日単独で出掛ける。昨年は尾瀬沼と至仏岳に登ったが、今年は今回初めてである。
最近は会のメンバーとの山行で、単独は久し振りである。１人は自由に行動できるが、反面危険も多い。
今回の山行時間は約１０時間、距離は約３０キロ、標高差1,166m、自分の体力を試すには良い機会と思った。

　自宅を3：25に発ち、関越道を走って大清水に4：50に着く
　この時間でも、既に観光バスは来ている

　駐車場に車を停め、身支度をして5：00に歩きだす

　一之瀬に着くと、テント持参の大きなリュックを背負った
　青年がいた。５分ほど話し、休んで、先を急ぐ

　一之瀬から登山道に入り、林道が続く
　この辺りは周りが手入れされ明るく気持ち良い

　三平下に来ると尾瀬沼の向こうに、これから登る燧ヶ岳が
　どっしりと構えている

　最初の計画では、長英新道から登る予定であったが
　分岐を通過し、沼尻に向かう

　

沼尻平に咲いていたリンドウ、草花

　沼尻の分岐、奥に見えるのは沼尻休憩所
　ここを反対方向に進み、ナデッ窪道を行く

前方の山が燧ヶ岳、湿原は草紅葉で色づき始めた

　

登山道は石がゴロゴロ、ここはまだ序の口

　約１時間、岩の急登に喘ぎながら高度を上げて行くと
　一時周りが開け尾瀬沼が一望できる

　ここで、コーヒーを飲み約１０分休む、
　登山者は自分一人、景色は独り占めで至福の時間

　登り上げると長英新道と合流する

　岩礫帯を登り上げてゆく

　プレートの道標を右に進むと俎嵓（ﾏﾅｲﾀｸﾞﾗ）の山頂
　標高　2,346m、石の祠が祀られている

　山頂からは尾瀬ヶ原、至仏岳の展望抜群であるが
　今回はガスが掛って展望なし

　ガスが切れると、俎嵓から柴安嵓が見渡せる

　２０分で柴安嵓へ、燧ヶ岳山名の立派な石標がある。
　時間は10：10、３０分休憩してお昼にする

　俎嵓まで戻り、帰路は長英新道を降る

　長英新道は景色も良く歩きやすい

　しかし、直ぐに登山道は雨でえぐられ、大きな溝になっている
　雨が降ったら川になってしまう

　平坦でシラビソの大木帯を歩いて、やっと浅湖湿原に出る
　長英新道はだらだらと長い

　ビジターセンター隣の売店で冷たいジュースを飲む
　喉に浸みわたり生き返るようだ　
　ここで１０分休憩し、大清水までいっきに降る。

　車に着き駐車料金を払って、戸倉第一駐車場に隣接する
　「尾瀬ぷらり館」で汗を流して帰路に着く。