秩父の名山
武 甲 山
標高 1,295.4m

山行日 2012年 3月 25日(日)       単独
行 程
一ノ鳥居(8:05)---大杉の広場(9:05)---武甲山(9:50)---シラジクボ(10:20)---小持山(11:15)---大持山(11:50)
---妻坂峠(12:45)--- 一ノ鳥居(13:10)
  
 「威守松山」例会山行が中止になり、誘う相手も無く「武甲山」へ出かける。秩父盆地を見下ろすようにドッシリ鎮座し
一際目立つ山です。北面は石灰岩の採掘で山肌を削られ悲惨な山容ですが、これも時代の影響でしょうか。 ≪登山道地図≫

 国道299号から生川の交差点を折れ、生川集落を過ぎると
 道路の両側は石灰工場が建ち並び、まるで工場の中を
 通っているような錯覚に陥る。
  
 表参道の一ノ鳥居に着くと結構登山者の車が停まっている。
 身支度をしている最中でも車が数台入って来て人気ある山
 の証拠です。
 歩きだすと「四丁名」の石柱が目に入る。
 次は五丁目と次々現れるので歩数を数えたら
 120歩前後の間隔で建っていた。
 表参道の登山道は杉林の中を歩いて行く。
 西に向かっていた登山道が大きく北に向きを変えると
 ジグザグの道になり一歩一歩体重移動して歩く。
 (雪山での歩き方が癖になったようです)

 寒いと思っていたが暑くなりニット帽とフリースを脱ぎ
 タオルを頭に撒いて登ります。

 杉の大木が現われ、大杉の広場やってきました。
 三十二〜三十三丁目の間だったと思う。
 周囲が明るくなると主稜線に登り上がる。
 ここで「五十一丁目」の石柱を確認する
 分岐を右に折れると御嶽神社が目の前に現れる。
 お賽銭を上げお参りする。
 山頂は神社の左後で第一展望台に山名の標柱がある。
 標高1,304mと記してあるが
 国土地理院の地図には1,295.4m
 石灰岩の採掘で山が低く(潰れ)てしまったのでしょう。
 
 展望は秩父の街を一望し、遠く後立山連峰が見渡せ
 素晴らしい
 展望を楽しんだ後は主尾根を降り、正面に見える
 小持山へ向かう。
 登山者は少なく静かな山歩きが出来ます。
  
 シラジクボの鞍部まで降り、ここから登り返す。
 振り返って武甲山を眺めると、北面とは違い
 穏やかな山容です
 気持ち良い尾根道を歩きます
 徐々に勾配がきつくなり岩や残雪が現れてきます。
 
 勾配が緩やかになると小持山の山頂に出る。
 

小持山から大持山の中間点、奥多摩方面の展望
 岩場や残雪の滑りやすい登山道を登って大持山に立つ。
 ここで腰を落としてティータイムし、居合わせた登山者と
 少し話をする。
 大持山から妻坂峠までは残雪と急な下り坂で
 スリップするが、両手をつき間一髪尻もちをつくのは
 免れた。(ズボンの替えは持ってきなかった(・_・;)
 妻坂峠からは歩きやすい道で鼻歌交じりで降りて来る。 
 駐車場に戻って来ると、鳥居の前に「壹丁目」の石柱が
 あった。