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 新緑の沢登り
棒 ノ 折 山
標高: 969m 

山行日 2016年 5月 22日(日)     例会山行   6名 歩行時間:4H, 行動時間:6H
行 程
さわらびの湯P(8:05)---登山口(8:35)---岩茸石(10:00)---権次入峠(10:30)---(10:50)棒ノ折山(11:40)---岩茸石(12:10)---さわらびの湯P(14:00)
          
 新緑の爽やかさと沢登りの雰囲気を味わいたく、埼玉県でも東京都に近い、棒ノ折山を計画しました。
1,000mに満たない低山ですがゴルジュの谷を歩く気分は他では味わえないでしょう。
また、歩行時間は4時間とノンビリ登るのも時には良いでしょう。会のメンバー6人で登ってきました。


「さわらびの湯」近くの駐車場に止め、隣の広場では「やまそら祭」が開催されていました。
2011年11月震災支援ボランティア「ホープシーズ」が飯能市名栗でチャリティーイベントとして
音楽と出店を開いたのが始まりで、今回で5回目の開催です。
準備中の広場を通り抜け、有間ダムへ向かいます。


ダムの上を通って登山口に向かいます。
風もなく湖面は穏やかで、天気は最高です。


湖畔に沿って歩いてくると左に登山口があります。白谷沢の登山口です。
この場所にも10台近く駐車できますが、下山は滝ノ平尾根を降るので
さわらびに湯近くに止めました。


登り始めは気持ち良い登山道を登って行きますが


勾配も急になり、登山道は狭く下は崖で気を付けて登ります。
5月の連休に1人の登山者が崖から落ちたそうです。










白谷沢の最初の滝、藤懸ノ滝です。
この滝の上からは沢登りが始まります。











一瞬、目を疑いました。
ガイドブックでは理解していましたが
こんなに凄いとは思いませんでした。

急に違う世界に来たようでした。











第2ゴルジュで先行者を確認します。
凄い所を登っています。

この滝は「天狗ノ滝」と思います。












第3ゴルジュを登ってくる仲間


アングルが拙かったですが、これが落差10mの白孔雀ノ滝です。



沢から離れ林道を横切って暫く行くと「岩茸石」の分岐に出ます。
帰りは岩の裏側の登山道で下山します。












我が会員は岩があると直ぐに
登ってしまいます。

皆 元気が良いです。











岩茸石から権次入峠までは丸太の階段
があり、急登で歩きにくい。
沢と一変し、一気に汗が吹き出します。


権次入峠に着き、一呼吸しベンチもあり休憩します。
それで約70m強登り上げると・・・


山頂に飛び出します。
北方面が開けて武甲山、伊豆ヶ岳方面が見渡せます。
赤城山も見えるそうですが霞んでて見えません。
山頂は100人以上がゆっくり寛げる広さで、桜の木の下で
お弁当を広げて約1時間休憩しました。


下山は岩茸石まで戻り、滝ノ平尾根を降っていると模型グライダーを飛ばしている
グループがいました。グライダーですからエンジンは無く気流を利用して
主翼と尾翼を無線で動かして飛ばしていますが、近くへ来ると「ビュー」と風切り音が凄い。
10分ぐらい見物してました。いろんな趣味があるんですね〜

その後、3度林道を横切り降って行くと、狭い登山道で横になっている女性がいました。
こんな所で休んで迷惑な!と思って近づくと、「足を捻挫して動けない」と言う
それから間もなく救急車のサイレンが聞こえましたが、鳴っているだけで・・・
大分降ってから、救急隊4名が登山道を登ってきましたが、急な登山道を
どの様に下すのだろうか? 皆で話し合いながら降りてゆきました。


丁度午後2時に戻って来ると、
音楽に合わせボーカルが歌う賑やかな「やまそら祭」が開催されていました。
広場に行き皆でカキ氷を食べながら見物してきました。

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