"
 思った以上に時間が掛かった
荒 沢 岳
標高: 1,968.7m 

山行日 2016年 7月 10日(日)     MHC   5名 歩行時間:10H,行動時間:11H20'
行 程
銀山平登山口P(7:00)---前山(7:40)---前ー下(9:30)---前ー(10:25)---1,530(11:30~12:10)
---(13:05)荒沢岳(13:25)---前ー(15:00)---前ー下(16:10)---前山(17:40)---登山口(18:20)
          
 新潟県奥只見湖銀山平から登る荒沢岳は日本200名山の一座です。
早朝4時集合でしたが、前日寝るのが遅くなり仲間の電話で起こされ慌てて家を出ましたが
30分遅れてしまい、4時30分に出発です。
関越道を前橋IC〜小出IC、シルバーラインを走って銀山平の登山口までやってきました。
駐車場には2台停まっていて、1台は既に立ち、もう1台はこれから出発するとこでした。
今回のパーティは5人で男3、女2で年齢は60代以上としておきましょう。
荒沢岳は歩行時間が標準で9時間30分掛かり、行動時間は10〜11時間かかる計算になります。
私達はトレランではなく老体に鞭打って登っているからそれ以上かかるでしょう。
7時に登山口を出発しますが前山まで急登で40分で一気に330m登り上げました。
前山が@の数字のプレートが有りました、遭対の目安になるのでしょう。
その後、クサリ、アルミ梯子が出てきます。アップダウンを繰り返し最低鞍部の前ー下まで辿ります。そこから前ーまでが荒沢岳の核心部で、クサリが数連続き、濡れた岩は滑りやすく慎重に登って行きます。
しかし、クサリがまだ取付けてない箇所が有り、三点支持で登って前ーに登り上がってやっと一息つけました。
標高1700m付近で昼食タイムを取り、それから山頂に向かいますが2名は暑さと疲れでその場で待機、私も寝不足でお昼もやっと喉を通った状態で休みたかったですが、CLの立場上 三人で登ってきました。
昼食タイムを取ったとは故、山頂にたどり着いたのは午後の1時、大変な山に来てしまった様です。
下山時、クサリが取付けてない箇所はロープを出し安全に降ってきました。
今日登ったのは、単独の男性2人と私達だけでした。梅雨時期天候が安定しないからでしょう。
7時に登り始めて下山したのが18時20分、行動時間が11時間20分も掛かってしまいました。
それから「白銀の湯」でゆっくり疲れを取り家路に向かいますが、車中では今秋の未丈ヶ岳や浅草岳の話が出る始末です。


荒沢岳の登山口、寝坊して計画より30分遅れで出発です

登り始めから急登です


前山に着くと@数字のプレートが、
魚沼山岳遭難防止協の設置で要所要所に掛かっていました


ブナ林の気持ち良い登山道



枯れた倒木に大きなキノコがびっしりと、キノコの名前??


1262からガスが薄れ奥只見湖が見えます


最初のクサリ場です。
次から次と梯子とクサリ場が出てきます。


前ーの岩峰が霞んで見えてきました















最低鞍部まで降って行きます


越後駒ヶ岳だと思ったが?最近痴ほう症で・・・


前ーへの長いクサリ場、岩が濡れて滑るので慎重に










前ー直下の岩場。
クサリが取付けてなく三点支持で登りました
しかし下山時は安全の為ロープを出しました

前ーに辿り着き、やっと一息入れます


荒沢岳山頂がハッキリ見えてきました


尾根を境にコントラスト


稜線に出ても2つのピークとクサリ場を登って山頂です
三角点と石標があります


ニッコウキスゲが咲いています、
後方は燧ヶ岳、平ケ岳です。越後三山は雲で見えませんでした


奥只見湖が俯瞰できます

オタカラコウ?











下山はクサリ場を降ります。
スリップしないようにね


歩いてきた前ーの岩稜、赤印がクサリ場の登山道です


帰りはすごーく長く感じます。
やっと登山口に到着です、皆さんよく頑張りました。お疲れさま♪

 HOME